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地域によって違う!節分・豆まきの風習

地域によって違う!節分・豆まきの風習

もうすぐ節分の季節ですね。
マルトシでは昨年、運気を上げる!豆まきの豆知識についてお伝えしましたが、今年はさらに「地域によって違いがある節分の風習」についてご紹介します。

目次

豆まきの掛け声
豆まきの時の掛け声といえば「鬼は外、福は内」が一般的ですが、地域によっては違う掛け声で豆まきが行われています。
・「鬼は内、福は外」(京都府:大原神社など)
・「鬼は内、福は内」(群馬県藤岡市鬼石など)
・「福は内」(浅草寺、成田山新勝寺など)
その他にも、鬼が祀られているお寺や神社、苗字に「鬼」という字がつくお家でも、鬼が外に出て行っては困るということで、「鬼は外」とは言わずに「福は内」だけを言うそうです。
新潟県や山形県、岩手県などには、おじいさんとおばあさんが「鬼は内」と鬼を家に招き入れる昔話があります。鬼たちは、人間の家に初めて招かれ大喜び。一晩中食べる飲むの大騒ぎをして、帰るときにお礼としておじいさんとおばあさんに福をもたらしてくれたそうです。鬼への考え方もその地域で様々ですね。
まくのは大豆?落花生?それともチョコ?
豆まきでまく豆も、地域によって違いがあります。
関東や関西の多くの地域では大豆をまきますが、雪の多い北海道や東北・信越地方や、落花生の産地の南九州の一部などでは「落花生」をまきます。
雪の多い地域では、雪の上でも見つけやすく、まいた後に拾い集めて皮をむいて食べることができることから、落花生をまきます。
同じ理由で、チョコやお菓子をまく地域もあるそうですよ。こちらも、包装されているので拾った後食べることができる点では合理的ですね。
ただ、困ってしまうのが、落花生の数え方です。年の数だけ豆を食べるといいますが、落花生の場合は殻付きの房で数えるのか、中身で数えるべきか・・・。
こちらに関しては、どちらでも特に気にしなくていいようです。殻付きのまま数える人が多いそうですが、カロリーが気になる方は中身で数えてみては?
食べ物も地域によって違う?
食べ物に関しても、地域差があるようです。恵方巻に合うおかずを探している方は、こちらも検討されてみてはいかがでしょうか?
関東:けんちん汁
具材が多く栄養があり、油が入っていて体をよく温めてくれることから、昔から節分など寒い時期の行事の時には欠かせないものだったそうです。
関西:恵方巻
節分といえば恵方巻ですが、いつ、どのようにして食べられるようになったかについては諸説あり、はっきりとはわかっていません。関西が始まりなのは間違いないようで、全国的に有名になったのは2000年代に入ってからのこと。歴史はそう古くはないようです。
関西:いわし
焼くと臭いがきつい為、魔除けの効果があるとされていました。京都では、鰯の頭を焼いて、柊に刺し、家の門口において魔除けにするそうです。
四国:こんにゃく
食物繊維が豊富でおなかの掃除をしてくれることから、「胃のほうき」「砂おろし」と呼び、身を清める目的で大掃除の後や節分、冬至のときに食べられていました。
信州・出雲の一部:節分そば
昔は立春が一年の始まりとされており、節分は立春の前日であることから、節分は1年の最後の日、年越しの日でもありました。少なくとも江戸時代までは、年越しそばは節分に食べられるものであったとされています。その風習が残っている地域では、節分にそばを食べるそうです。
余った福豆(大豆)の食べ方は?
炊き込みご飯
豆を30分ほど水に浸してから水気を切り、炊き込みご飯の具としてお好みの具材と共に入れて炊きます。
かき揚げ
人参や玉ねぎ、ごぼう、桜エビ等、お好きな具材と一緒にかき揚げに。
チョコレートバー
福豆を厚めのビニール袋に入れて叩き、砕く。お好みでナッツやドライフルーツ、ラムレーズン等と一緒に溶かしたチョコレートと混ぜ、冷やし固める。 固まったら、お好きな大きさに切り分ければ、チョコレートバーに。
最後に
地域によって違う、豆まきや節分の風習についてまとめましたが、みなさんのご家庭ではどのように過ごされているのでしょうか。
地域によってはもちろん、ご家庭によって様々な過ごし方があると思います。
豆まきの仕方や食べ物など、時代と共に少しずつ変化していくこともありますが、 家族の健康と幸せを願う気持ちは、今も昔も変わりませんね。
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