2023年の節分は2月3日の金曜日です。
節分は「3日に決まってるじゃないか」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
節分に決まった日にちはありません。
理由についてはぜひ「 豆まきの豆知識 」ページをご覧ください。
本ページでは「地域によって違いがある、節分の風習」についてご紹介します!
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豆まきの時の掛け声といえば「鬼は外、福は内」が一般的ですが、地域によっては違う掛け声で豆まきが行われています。
鬼が祀られているお寺や神社、苗字に「鬼」という字がつくお家でも、鬼が外に出て行っては困るということで 「鬼は外」とは言わずに「福は内」だけを言うそうです。
新潟県や山形県、岩手県などには、おじいさんとおばあさんが「鬼は内」と鬼を家に招き入れる昔話があります。
鬼たちは、初めて人間の家に招かれて大喜び。
一晩中、食べる 飲むの大騒ぎ!
帰るときに、お礼として、おじいさんとおばあさんに『福』をもたらしてくれたそうです。
鬼への考え方もその地域で様々ですね。
関東や関西の多くの地域では「大豆」をまきますが、 これも地域によって違いがあります。
雪の多い北海道や東北・信越地方や、落花生の産地の南九州の一部などでは「落花生」をまきます。
雪の上でも見つけやすく、まいた後に拾い集めて皮をむいて食べることができるからです。
ただ、困ってしまうのが、落花生の数え方です。 年の数だけ豆を食べるといいますが、落花生の場合は殻付きの房で数えるのか、中身で数えるべきか…。
こちらに関しては、どちらでも特に気にしなくていいようです。 殻付きのまま数える人が多いそうですが、カロリーが気になる方は中身で数えてみるのも良いですね!
食べ物に関しても、地域差があるようです。
恵方巻に合うおかずを探している方は、こちらも検討されてみてはいかがでしょうか?
地域によって違う、豆まきや節分の風習についてまとめましたが、みなさんのご家庭ではどのように過ごされているのでしょうか。
地域によってはもちろん、ご家庭によって様々な過ごし方があると思います。
豆まきの仕方や食べ物など、時代と共に少しずつ変化していくこともありますが、家族の健康と幸せを願う気持ちは、今も昔も変わりませんね。