
ゴールデンウィークが終わり、じめじめとした梅雨時を迎えると、
どうしても憂鬱になってしまいますよね。
「何もしたくない…」なんて思いがちですが、
実はこの梅雨による湿気の多い時期は大掃除にぴったりの季節なんですよ!
☂目次
01梅雨時が大掃除に向いている理由
- 適度な湿気が、
カビの胞子の飛散を抑えてくれる - 静電気が発生しないので、
埃が舞いにくく取れやすい - 夏と秋が最盛期となるダニ発生の予防
になる


- 大掃除と言えば12月ですが…
- 実は、12月は乾燥して静電気が発生しやすく、気温が低くて油汚れが固まりがち…。 それに、何かと忙しい時期ですよね。
- 梅雨時期と言えば
- 一方梅雨は、雨でお出かけの予定がキャンセルになったりして、 家でのんびりする時間が多いイメージです。 そんなときに家族でお掃除をして過ごすのも、良い休日の過ごし方と言えますね!
02窓のお掃除
「どうせ雨ですぐ汚れるし、このままでいいや…」
とお思いの方、ぜひ雨の日に窓拭きをしてみてください!
雨の日は、窓ガラスや網戸についた汚れが湿気を含んで、
とっても落ちやすくなっていることにビックリするでしょう。
また、春に飛散してきた花粉や黄砂をそのままにしておくと、
カビや雑菌の温床になってしまいます。
花粉シーズンを過ぎた梅雨時に、一気に綺麗にしてしまうのが吉。

- 新聞紙を使った簡単窓拭き
-
- 新聞紙1枚分を丸めたボールをいくつか作っておきます。
- 水で少し湿らせた新聞ボールで窓ガラスの汚れを落とします。
- 次に乾いた新聞ボールで拭き上げます。
- ガラスクリーナーと布でしっかり窓拭き
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- 市販のガラスクリーナーを窓ガラスに吹き付け、
古布でよく汚れを落とします。 - 垂れてきた洗剤でサンもきれいに。 次に乾いた古布で拭き上げます。
- 市販のガラスクリーナーを窓ガラスに吹き付け、
03窓のお掃除
網戸も窓と同じく、
梅雨時は湿気を含んで汚れが落ちやすい状態になっています。
逆にこの時期を逃してしまうと、
夏の日差しで土埃がかちかちに固まってしまい、
落とすのが大変になってしまいます。
網戸を綺麗にしておくと、
驚くほど風通しが良くなって、気持ちが良いですよ!

- 網戸用のお掃除シートでお手軽に
-
市販の網戸用お掃除シートをワイパーにつけて、内側 → 外側の順に滑らせましょう。
1分ですっかりきれいに! - 埃がたくさんついた網戸は、
掃除機をかけて -
裏に新聞紙を当てて、掃除機で埃を吸い取ります。
テープなどで留めたり、お子さんに押さえてもらっても◎ その後、網戸用のお掃除シートを使えばOK! - 網戸の頑固な汚れには、洗剤を泡立てて
-
長年の汚れがこびりついてなかなか落ちない場合は、スポンジに網戸用の洗剤やガラスクリーナーなどを泡立てて、網戸に軽く伸ばします。
しっかり泡立てていれば汚れを包み込んでくれるので、泡をつけるのは片面だけでOK!
仕上げに水で絞った古布で泡をふき取ればスッキリサッパリ♪
04ベランダのお掃除

水洗いが必要なベランダの掃除は、雨の日がベスト!
マンション等の集合住宅にお住まいの方でも、
雨の日ならお水を使ったお掃除がやりやすい♪
乾燥した日だと砂ぼこりが舞いやすいベランダですが、
雨の日なら湿気が砂ぼこりを包んで、とても掃きやすくなっています。
髪の毛や洗濯くずなどをほうきで集めたら、水を流してしまいましょう!
- 高い所から低い所へと、順に掃く
- 壁や手すり、エアコンの室外機などの上のホコリを落とし、床面を掃きましょう。
- 排水口のゴミを取り除く
-
排水口が詰まらないように、ごみを取り除きます。
また雨の日なら排水口回りも湿気て汚れが落ちやすくなっています。古布等で汚れをふき取りましょう。 - 手すりや柵を水拭きする
- 晴れた日なら何度もこすらないと取れない汚れも、雨の日なら落ちやすい!
- 水を流す
-
部屋側から排水口側へ向かって、水を流します。ほうきやデッキブラシなどでこすりましょう。
※大量のお水を一気に流すと、排水口が詰まる恐れがあるのでご注意ください。
05お風呂のお掃除

お風呂の天井や換気扇付近には、カビの胞子が付着しています。
この胞子は、お掃除をするために窓を開けたり、換気扇を回したりすることで、 簡単に周囲にまき散らされ、新たなカビの原因となります。
カビの胞子をまき散らさないように、天井や壁、床などはふき掃除がおすすめです。 濡らした古布や、ウェットタイプのお掃除シートなどでよくふき取ります。
最後にカビ予防材もお忘れなく!
- 生えてしまったカビには…
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- お湯でお風呂場全体を濡らす
- 中性洗剤で、先に皮脂汚れを落とす
- カビ取り洗剤をかけて、しばらく放置する
- こすって落とす
- 水で洗い流す

日頃からやっておきたいお風呂掃除の
5つのコツ
- 1. ついで洗い
-
お風呂場に掃除用のブラシやスポンジ等を予め常備しておき、
トリートメントの間など、空いた時間にささっと気になる部分をこすりましょう。
お風呂用の洗剤じゃなくても、ボディーソープで十分です。 - 2. 残り湯を流す
-
残り湯を一晩おくと、細菌の数が数千倍にも増えると言われています。
お湯は溜めておかず、最後の人が流してしまいましょう。 - 3. お風呂場の温度を下げる
- 冷たい水シャワーをお風呂場全体にかけて、お風呂場の温度を下げましょう。
- 4. お風呂場の水分をふき取る
- スクイージーや雑巾などで壁、床の水滴をふき取ります。
- 5. 換気扇を回す・窓を開ける
-
カビは湿気が大好き。湿気を逃がしてお風呂場を乾燥させましょう。
換気扇を回して、さらに窓を開けることで空気の流れを作ります。

06家庭内で出来る感染症対策
病気を起こす細菌やウイルスは、気をつけていてもいつの間にか家庭内に持ち込まれることがあります。
たとえ家の中に持ち込まれても、それ以上拡げないように拭き掃除をお勧めいたします。
家の中で拡げない方法
「よく触る場所を拭き掃除しよう」
- まずは整理整頓
-
細菌やウイルスは、掃除が行き届かない場所に残り、
そこからほこりに付着して拡がります。
拭き掃除をしやすいように、整理整頓をしましょう! - いつもの掃除機+拭き掃除
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ほこりに付着した細菌やウイルスを除去するには拭き掃除がベスト。
古いTシャツや使わないタオルなどを切ったウエスや、
キッチンペーパー等捨てられる物を使用します。
さらに洗剤や消毒薬などを使い、必ず濡らした状態で拭き掃除を行うことが大事です。 - 家の中で、よく触るところを探そう!
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玄関のドア、洗面所の蛇口、トイレのレバー、テレビのリモコン等々…
家族が共有して使うところを重点的に拭いていきます。 - 拭くときは一方向に向かえ!
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右から左、左から右…といった往復拭きでは汚れが残ってしまいがち。
感染症対策の拭き方は一方向拭きがベストです。 - 家族目線で掃除をする
-
掃除をする人の目線だけではなく、
小さいお子さんや高齢者の方に合わせた目線で拭きましょう。
